ロボットプログラミングの国際大会出場 「プログラボ」中学生が地元・神戸市役所に表敬訪問
ロボットプログラミング技術を競う小中高生対象の国際大会に出場した中学生コンビが11日、地元・神戸市役所を表敬訪問し、成果を報告しました。
神戸市役所の文化スポーツ局を表敬訪問したのは、島崇元さんと保泉太一さんの中学3年生コンビです。2人は、ロボットプログラミング教室「プログラボ」六甲道校でプログラミングを学び、小学生のころからチームを組んでいます。
去年、東京で行われたロボットプログラミングの日本決勝大会で入賞し、今年9月にイタリアで開かれた国際大会(WRO オープン・チャンピオンシップ・イタリア・2024)に出場しました。
2人が出場したのは、ロボットがテーマに沿ったミッションをクリアする競技「ロボミッション」で、ジュニア部門54チーム中35位の「銀メダル」に輝きました。「世界大会はレベルが高かった」「参加者は皆フレンドリーで、言葉は意外と伝わった」と感想を述べ、「ロボットの頭脳部分を新しいものに切り替えてから手探りの日々が続いた」と、大会を振り返りました。
「進学しても引き続き電気工学を学びたい」「高校生になると、レベルもシニア部門に上がるが、次は金メダルをとりたい」と決意を表すと、神戸市の宮道成彦・文化スポーツ局長は、「科学離れが叫ばれる中、小さいころから培った技術は素晴らしい。2人に期待しているので引き続き頑張ってほしい」とエールを送りました。