大型荷物やベビーカーも手元に置いて座れるスペースも 近鉄が来月運行開始の新型車両を公開
近鉄奈良線や京都線などで、10月7日から運行を始める新型車両が報道陣に公開されました。
八角形の特徴的な“顔”が目を引くデザイン。近鉄で一般車両として24年ぶりに導入される新型車両です。
有吉優海 記者
「旅行などで大きな荷物を持っていても、周りを気にすることなく手元に持って座ることができます」
新型車両は荷物やベビーカーを手元に置いて座れる、「やさしば」と名付けたスペースを1両に2か所設けています。また、混雑状況にあわせて座席の向きを変えられる造りで、今年度約98億円を投資したということです。
近畿日本鉄道 喜多陽平さん
「あらゆる方々にとって使いやすい快適な車両にしたいと思って、この車両を開発しました」
10月7日以降、奈良線や京都線などから順次、116両が導入されます。