【速報】「空飛ぶクルマ」万博開幕2日目にようやくフライト 初日は悪天候で中止…客は乗せずデモ飛行

大阪・関西万博開幕2日目の14日、会場では次世代の乗り物「空飛ぶクルマ」のデモ飛行が行われました。初日の13日はお披露目が行われたものの、悪天候のため、飛行は中止となっていました。
14日にデモ飛行を行ったのは、丸紅などが手掛けるLIFT社の1人乗りのHEXA機で、白地に青と赤色の円柄がついた「万博カラー」が特徴です。
午前11時ごろ、空飛ぶクルマは自動運転で宙に浮き、運転手は手を離した状態で約10分間、万博会場の離着陸ポート内を周遊しました。来場者からは拍手が起こり、「こんな簡単に空を飛ぶなんて驚いた」「未来を感じた」などと驚きの声を上げていました。
「空飛ぶクルマ」は当初、一般客を乗せる「商用運航」を目指して開発が進められてきましたが、安全性に関する認証の取得に時間がかかったことなどから、万博では客を乗せずに飛ぶ「デモフライト」が行われることになっていました。
丸紅などの空飛ぶクルマは14日から6月18日までデモ飛行を行うことを発表しているほか、万博期間中はほかにも国内ベンチャー企業の「スカイドライブ」などがデモ飛行を予定しています。