【訃報】阪神タイガース元監督 吉田義男さん死去 91歳 球団を初の日本一に導く
プロ野球・阪神タイガースを監督として初めての日本一に導いた、吉田義男さんがきのう、脳梗塞のため亡くなりました。91歳でした。
吉田さんは京都府出身。1953年に阪神に入団すると、ショートを守り、その華麗な守備から「今牛若丸」と呼ばれました。
1969年に現役を引退した後は、阪神の監督を3度務めました。そのうち、1985年には、バース、掛布、岡田のクリーンナップをはじめとする強力打線で、21年ぶりのセ・リーグ優勝を飾り、さらに球団初の日本一に導きました。
現役時代の背番号23は、永久欠番となっています。
■藤川球児監督のコメント
「突然の訃報に驚いています。偉大な大先輩であり、またお元気な姿で再会して叱咤激励いただけるつもりでいましたので、残念でなりません。素晴らしい先輩方が作り上げた伝統を、私たちが責任を持って受け継ぎ、また次の世代に繋いでいきたいと思いますし、天国の吉田さんに良い報告ができるように、目の前のことに全力を尽くしてシーズンを戦っていきます。故人のご冥福を心よりお祈りいたします。」