次期衆院選に出馬予定の維新候補の陣営幹部が“スパイ行為”か 対立候補の選挙事務所で偽名で活動
次期衆院選で維新の候補として出馬予定だった陣営の幹部が、対立候補の選挙事務所で、偽名を使って活動していたことがわかりました。
弁護士の松井春樹氏は、日本維新の会の候補として京都4区からの出馬を表明していました。
松井氏の陣営によりますと、去年12月ごろから事務局長を務める男性が、現職で無所属の北神圭朗衆議院議員の事務所に、偽名を使いボランティアとして参加していたということです。
男性が別の政党主催の催しに参加しようとした際、北神氏の事務所の者だと名乗り、事務所に確認をしたところ、偽名を使っていたことが発覚。
問題を受け、松井氏は男性を事務局長から解任し、自身も9月24日付で日本維新の会を離党しました。
北神議員は事務所を通して、「名簿を奪われる恐れなどもあり、政党としても総括していただきたい」とコメントしています。