【速報】大阪・御堂筋で「キャラクター広告」一部解禁へ 横山市長「芸術性のある空間は万博後も重要」
大阪市の横山英幸市長は1日、中心部を南北に貫くメインストリート「御堂筋」で、これまで景観維持のために禁止されていた「キャラクター広告」の掲示について、一部を解禁する方向で検討していることを明らかにしました。
梅田~難波までの約4キロをつなぐ「御堂筋」について、市はこれまで景観維持を目的に、人物やキャラクターを使ったり、鮮やかすぎる色を使ったりした看板広告は規制されていました。
基準の見直し案では、原則1か月以内のイベントなどの広告物に関しては規制がなくなり、人物やキャラクターの使用をすることができるようになります。
ただ、淀屋橋~心斎橋の区間では、地域団体との協議が必要だということです。市は今後も協議を重ね、年内にも指針を改訂する方針です。
横山市長は1日、「御堂筋はたくさんの人が通って楽しむ場所。デザイン性が高い公共物やアートが街のゆとりをもたらしたり、空間が豊かになる。景観とのバランスをとって、アイデアがつまった芸術性のあるゆとりのある空間が万博後も重要だ」と語りました。