兵庫県民「全会一致で不信任の重み分かっていない」「最後の決断遅すぎ」斎藤知事が出直し選に立候補へ
今回の知事の判断について、兵庫県民はどう受け止めているのでしょうか?(取材:報告=牧野天稀 記者)
私は神戸の元町駅周辺で、県民の方に話を伺ったのですが、斎藤知事が県議会を解散せず、失職した上で、知事選への立候補を表明したことについて、多くの方が驚きの言葉を口にしました。
(Q:もう一回選挙に出るって言っていることについては?)
兵庫県民
「全く物事がわかっていらっしゃらないと思います。全会一致で不信任という重みを全然わかっていらっしゃらない」
「今までの繰り返しをされないかと心配もありますし、なぜもう1回(立候補)するのかわからないですね」
「(県立大学の)無償化なんていうのはありがたいことだし、よかったと思うんですけど、最後の決断というのが遅すぎますし、首をひねりたくなります」
「新しい人、兵庫県のことを考えてくれる人に出てほしいです」
知事の判断を批判する声が多く聞かれた一方、「現状では知事に対する弱いものいじめに見える」と擁護する声も一部で聞かれました。
多くの県民から厳しい意見が上がる中、出直し選にのぞむ意向を表明した斎藤知事ですが、“パワハラ”疑惑などの真相はいまだ解明しておらず、説明責任が求められています。