加古川女児殺害で容疑者の鑑定留置始まる 来年3月14日まで 精神鑑定などで刑事責任能力を調べる
17年前、兵庫県加古川市で小学2年の女子児童を殺害したなどとして逮捕された男について、検察は刑事責任能力を調べるための鑑定留置を始めました。
無職の勝田州彦容疑者(45)は、2007年10月、加古川市で小学2年の女の子をナイフで刺し殺害した疑いのほか、2006年には、たつの市で別の女の子を刺し大ケガをさせた疑いがもたれています。
この2つの事件について神戸地検は、当時の刑事責能力を調べるため、11日から鑑定留置を始めました。期間は来年3月14日までで、専門家による精神鑑定などを行い、起訴するかどうかを判断するものとみられます。
勝田容疑者は任意の調べに、2つの事件への関与を認めていましたが、逮捕後は加古川市の事件については黙秘しています。