【速報】大阪・関西万博 「来場予約なし」の入場不可日を決定 会期中の約半分は入場できず
来年の大阪・関西万博の入場チケットについて、万博協会は、紙のチケットの購入者が予約なしでは入場できない日を発表しました。
万博協会は27日、とくに混雑が予想されるとして、紙チケットの購入者が来場予約なしでは入場できない日を以下のように定めたと発表しました。
<来場日時予約なしでは入場できない日>
・4月26日~5月7日
・6月1日~8月8日の土日祝日
・8月9日~31日
・9月13日~10月13日
ただし、来場予約が相当数を超える場合には、上記日程以外でも入場できない場合があるとしています。
万博の会期は184日で、そのうち来場予約なしでは入場できない日は約半分にあたる86日を占めることとなりました。
紙チケットは、①来場日時指定があるQRコード付きチケット、②来場日時指定がある引換券(当日ゲート前でQRコード付き入場券と引き換え)、③予約可能引換券(予約なしでも来場可能だがWEBサイトでの予約を推奨)の3種類で、旅行会社や全国のコンビニストアで販売される予定です。販売枚数の上限は定めていません。
予約なしで入場できる紙チケット(予約可能引換券)の入場制限日をめぐっては、9月の理事会で、大阪府市と協会側の意見が分かれたため、会長に一任するとされていました。今回の決定は、府市と協会の案を折衷したような形で、協会幹部は「予約なしで入れる日を出来るだけ多くしてチケットを出来るだけ売ることと、来場者の安心安全を守るための制限のバランスを考えた結果だ」と話しています。