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【速報】大阪公立大学で青酸カリなどの毒物紛失 160~250人分の致死量相当 警察に被害届提出へ 保管庫は施錠され、毒物は10年以上使用履歴なし

2024年5月16日 17:20
【速報】大阪公立大学で青酸カリなどの毒物紛失 160~250人分の致死量相当 警察に被害届提出へ 保管庫は施錠され、毒物は10年以上使用履歴なし
大阪公立大学の会見

 大阪公立大学の工学研究科の研究室で、毒物として扱われる青酸カリなどの薬品が紛失していたことがわかりました。

 大阪公立大学は16日、記者会見を開き、今月2日に杉本キャンパス(大阪市住吉区)にある大学院の工学研究科研究室の保管庫から、毒物のシアン化カリウム(青酸カリ)とシアン化ナトリウム、それぞれ25グラムが紛失していることがわかったと発表しました。大阪公立大学の櫻木弘之副学長は会見で「多大なご迷惑とご心配をおかけすることとなり、心よりお詫び申し上げます」と謝罪しました。

 大学によりますと、シアン化カリウム(青酸カリ)とシアン化ナトリウムは、いずれも成人の致死量が200ミリグラムから300ミリグラムで、計50グラムは160人分から250人分の致死量に相当するということです。

■2010年以降、使用履歴なし

 先月30日から年1回の「毒物及び劇物の全学棚卸し」を行っていたところ、工学研究科の教員が、2つの薬品が無くなっていることに気づいたということです。紛失した薬品が最後に確認されたのは昨年6月で、教員が目視で確認していました。

 薬品が保管されていた保管庫には鍵がついていて、登録されている工学研究科の教員と学生のみが鍵を使用することができ、使用した際には開閉の日時が記録される仕組みとなっていました。2010年以降、この2つの薬品が使用された履歴は残っていなかったということです。
 
 保管庫には、およそ200種類の毒物や劇物が保管されていました。大学は17日にも警察に被害届を提出するとしています。

 大阪公立大学は2022年に、大阪府立大学と大阪市立大学が統合して誕生した大学ですが、大阪市立大学の時代にも薬品の紛失があったということです。

 大阪公立大学の櫻木弘之副学長は「皆さまに多大なご迷惑とご心配をおかけすることとなり、心よりお詫び申し上げます。詳細の調査結果、再発防止策等については、今後まとまり次第公表する予定です」としています。

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