【速報】死亡した男性は31歳の医師 「エレベーターの地下1階に人が転落」扉が開いた状態で転落か 神戸市中央区
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27日、神戸市中央区にある商業ビルのエレベーターの最下部にあたる「ピット」の部分で倒れているのが見つかり、搬送先の病院で死亡が確認された男性の身元について、警察は31歳の医師の男性だと発表しました。
現場は神戸市中央区のJR三ノ宮駅近くにある商業ビルで、27日午前4時ごろ、「エレベーターの地下一階に人が転落している」と消防に通報がありました。
警察によりますと、午前3時ごろに4階のエレベーターの扉で、利用者が乗る「かご」が来ていない状態で開いているのをビルの従業員が発見。業者に連絡して内部を確認したところ、エレベーターの最下部の「ピット」部分で、男性が倒れていたということです。
男性は搬送先の病院で死亡が確認され、所持品から兵庫県芦屋市に住む31歳の医師の男性と判明したということです。男性が商業ビルを訪れた経緯などは今のところ分かっていません。
商業ビルは地上8階建て、地下1階の構造で、エレベーターは2~8階に入るカラオケ店の専用のものとして使われていたということです。
警察は、エレベーターの故障により、「かご」が来ていない状態で扉が開き、誤って転落した可能性もあるとみて、詳しい経緯を調べています。
エレベーターを管理する会社によりますと、エレベーターは1977年に設置され、去年12月に点検が行われましたが、その際に異常なかったということです。