関西屈指“強豪”天理大ラグビー部員2人を大麻所持などの疑いで逮捕 寮内でも発見 「自分で吸うため」

関西屈指の強豪校として知られる天理大学ラグビー部に所属する学生2人が、大麻を所持したり、譲り受けた疑いで逮捕されました。2人は調べに対し、「自分で吸うためだった」などと容疑を認めているということです。
麻薬取締法違反の疑いで逮捕されたのは天理大学3年生でラグビー部員の弘田士道容疑者(20)で、2024年12月、奈良県天理市内のドラッグストアの駐車場で、売人から大麻約1グラムを4000円で譲り受けた疑いがもたれています。
検挙された大麻の密売人の供述やSNSの履歴、防犯カメラの捜査などから、弘田容疑者の犯行が浮上したいうことです。
さらに、警察が弘田容疑者が暮らすラグビー部の寮を家宅捜索したところ、同じラグビー部員の3年生、島田郁容疑者(20)も大麻を所持していたことが判明し、その場で現行犯逮捕されました。
2人は調べに対し、「自分で吸うためだった」などと容疑を認めているということで、警察は、ラグビー部内で大麻が蔓延していた可能性も視野に捜査を進めています。
天理大学ラグビー部は、関西屈指の強豪校として知られ、2020年には全国大学選手権で初優勝していました。
天理大学は、「本件に関して、関係者の皆様、地域の皆様、そして本学に関心を寄せてくださる皆様に多大なるご心配とご迷惑をおかけしておりますことを、心より深くお詫び申し上げます」などとコメントしています。