【速報】大阪市　ふるさと納税の返礼品に「万博チケット」導入　「大阪の魅力を全国に発信できる」

　大阪市の横山英幸市長は27日、来年4月に開幕する大阪・関西万博の入場チケットについて、10月7日から大阪市のふるさと納税の「返礼品」に導入すると明らかにしました。

　「1日券」や、会期中に何度も入場できる「通期パス」（2025年4月13日～10月3日、毎日午前11時以降に入場可）などを選択できるということです。

　寄付金額10万円なら大人1人分の「通期パス」が返礼品としてもらえ、寄付金額2万5000円なら大人1日分の「1日券」がもらえます。チケットは電子チケットで発券されます。

　横山市長は、「開催まで200日を切り、近づいてきていると実感している。（万博のチケットをふるさと納税の返礼品にすることは）大阪の魅力を全国に発信できる非常に重要な手法だと思う」と話しました。

　万博の入場チケットを巡っては、大阪府下の自治体が、直接的な「産地」でなくても返礼品にすることができる「共通返礼品」とする方向で調整を進めています。