大阪で一日警察署長が啓発　体操の杉原愛子さん「ヘルメットを着用しましょう」秋の全国交通安全運動

　秋の全国交通安全運動に合わせて、大阪府内の各警察署が一日署長を任命し、啓発活動を行いました。

　阪急うめだ本店では、近くの曽根崎警察署の一日署長に任命されたクロマチックハーモニカ奏者の南里沙さんが演奏を披露したほか、ヘルメットの着用や反射材の利用の重要性を訴えました。

　大阪府内では今年、自転車の事故で亡くなった人が7月末時点で19人と全国で最も多い一方、努力義務のヘルメットの着用率は5.5パーセントと全国で最も低くなっています。

　一方、布施警察署の一日署長に任命されたのは、地元・東大阪市出身で体操選手の杉原愛子さんです。

　体操選手　杉原愛子さん
「ヘルメットを着用していけるように、東大阪市民のみなさんで取り組んでいきましょう」

　秋の全国交通安全運動は来週月曜日（30日）までで、警察は交通ルールの順守を呼びかけています。