琵琶湖で水上バイク転覆、男女2人を救助　女性は自力で泳いで岸へ、男性は約21時間後の漂流中に発見

　22日昼ごろ、滋賀県大津市の琵琶湖で水上バイクが転覆し、乗っていた千葉県に住む会社員の女性（34）と大阪市に住む不動産業の男性（38）の男性が遭難しました。その後、女性は22日午後11時ごろに、男性は転覆から約21時間後の23日午前10時40分ごろに救助されました。2人はライフジャケットは着用していたということです。いずれも命に別条はありません。

　警察と消防によりますと、水上バイクは22日昼ごろにマリーナを出発し、午後1時ごろに水上バイクが転覆。2人は湖に投げ出され、午後4時半ごろマリーナから「水上バイクが帰ってこない」と警察に届け出がありました。

　当時、琵琶湖は強風の影響で波が強く、男女2人が乗る水上バイクは沖合で転覆し、2人はブイにつかまっていましたが、波が穏やかになったため、泳いで岸に向かおうとしたところ、途中で女性は男性とはぐれたということです。

　その後、女性は自力で泳いで岸にたどりついたところを救助され、男性は漂流していたところを捜索中のマリーナ管理者に発見されました。

　警察は男女から話を聞き、詳しい経緯を調べています。