「誠実な仕事で返していく」岸和田市長が改めて続投の意向 女性との性的な関係で党からは離党勧告処分
女性との性的な関係をめぐり党から離党勧告処分を受けた岸和田市の永野耕平市長が9日、市長を続投する意向を改めて示しました。
岸和田市・永野耕平市長
「しっかりと重く受け止めていきたいと思います。 反省すべきは反省して、今後も市民のために尽くしてまいりたいと思います」
9日朝、取材に応じた岸和田市の永野市長は、性的な関係を強要したとして女性から裁判を起こされ、500万円の解決金を支払うことなどで和解しました。当初、「裁判で話せないことになっている」と詳しい説明を避けてきましたが、その後、関係の強要は否定しつつ不倫関係にあったことは認めていました。
大阪維新の会は8日、「できる範囲で説明はつくされた」として、離党勧告処分とし、永野市長の離党届を受理しました。
永野市長は9日午前中の市議会で市民に謝罪したうえで、「誠実な仕事で返していく」と市長を続ける意向を改めて示しました。