【穴場】記者が発見!マルタ館で”ユネスコ無形文化遺産”の絶品マルタ料理 変わった肉のパスタも
大阪・関西万博は16日で4日目です。きょうは記者が足で稼いで見つけた、とっておき情報をお伝えします。
(取材・報告:佐藤翔平記者)
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我々、担当記者が何回も会場に来ますと、有名どころのパビリオンだけではなく、穴場的なパビリオンを見つけてきましたので、今日ご紹介したいと思います。
こちら、マルタパビリオンです。マルタ共和国は、地中海に浮かぶ島国で、ブーツの形をしているイタリアのつま先のさらに下にあるのがマルタです。アフリカとのちょうど間ぐらいです。
今日はマルタパビリオンの中ではなく、食べ物をお伝えしたいと思います。マルタには伝統的な料理がありまして、今日ちょっとご用意いただきました。
まず、こちらは「イル・フティーラ」という食べ物で、ユネスコの無形文化遺産に選ばれているものなんです。フティーラというのは、このパンの部分がフティーラというもので、ちょっと塩味のかかったパンだそうです。中にツナが入ってたりとかオリーブが入っているということです。
私は全く食べたことがないのですが、いただいてみたいと思います。外はパリパリってなるんですけど、中は柔らかいです。フランスパンよりは柔らかく、ホカッチャよりはちょっと硬いというような感じで、ほんのり塩味が効いていて美味しいです。中は、日本で言うツナマヨよりも、ちょっと香辛料が効いているような味です。
もう一つご紹介したいのがこちらです。あるお肉が入っています、それがウサギです。実はマルタでは、伝統的にウサギを食べる習慣があるということです。牛肉も食べますし、豚肉も食べるということなんですが、ウサギを結構食べるということで、初めてですけれども試食させていただきたいと思います。
このスパゲティ、ウサギの肉の入ったスパゲティですけど、ちょっと鶏肉より弾力がある感じです。味はいわゆるイタリアンの料理に近い感じで、臭みとかは全くないです。ミートソースのスパゲティより香辛料が効いているという感じで、臭みもなく、ハマる方も多いと思います。
このように、メインどころの大きな国のパビリオンだけじゃなく、いろんな国のパビリオン、小さな国もあって、世界旅行しているような感じで楽しめるというのがすごくいいところかなと思います。