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日韓戦で「猿まねポーズ」“差別”認める

2011年1月27日 21:26
日韓戦で「猿まねポーズ」“差別”認める

 サッカーのアジアカップ準決勝の日本対韓国戦で、試合中に韓国代表選手が日本人に対する差別行為ともとれるパフォーマンスを行い、波紋が広がっている。

 現地時間25日にカタール・ドーハで行われた日韓戦で、韓国代表のキ・ソンヨン選手(22)がゴールを決めた後、カメラに向かって顎を出し、左手で顔をかく猿まねのパフォーマンスをした。キ選手は自身の簡易投稿サイト「ツイッター」に「観客席にある旭日(きょくじつ)旗(かつての日本の軍旗)を見て涙がわき出た」「選手である前に韓国国民だ」とコメントを掲載、猿まねが日本人への差別的な行為だったことを事実上認めた。

 これに対し、ほとんどの韓国の国民からは「問題ない」という声が上がったが、白熱した日韓戦に水をさす結果となった。