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沖に出た漁師が濃霧のなか岩からさした光を頼りに戻れたとの言い伝え残る巨大岩を住民が参拝 風間浦村

2024年5月9日 10:50
沖に出た漁師が濃霧のなか岩からさした光を頼りに戻れたとの言い伝え残る巨大岩を住民が参拝 風間浦村

風間浦村で海の守り神として信仰される巨大な岩「立石大明神」への参拝が行われました。

津軽海峡に面した風間浦村桑畑地区の国道279号沿い。「立石大明神」に向かうウォーキングコースがあります。林道は新緑が見ごろでシラネアオイやニリンソウなどがかれんな花を咲かせていました。沢も越えて40分ほど歩くと巨大な岩が見えてきました。高さ25メートル、幅8メートルほどの「立石大明神」です。地区の言い伝えでは沖に出た漁師が霧で方角が分からなくなったとき、この岩から光がさし、無事に帰って来られたとされています。そのため海の守り神として漁師が助かった日とされる5月8日に毎年地区の住民が参拝しています。

★風間浦村産業建設課 木村祐生 総括主幹
「(桑畑地区で)海の守り神としてずっと伝えられてきていることです この先後世に伝えるつなぎ役としてお役立ちできればなと思います」

参拝した人たちはほこらに手を合わせ世の中も明るく照らしてくれるよう祈っていました。

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