香川菊池寛賞 贈呈式 山下孝司さん「還暦ラプソディ」
香川が生んだ文豪、菊池寛の功績をたたえて、郷土ゆかりの作品に贈る文学賞「香川菊池寛賞」の贈呈式が、今日(28日)、高松市で行われました。
芥川賞・直木賞を創設した高松市出身の文豪、菊池寛。香川菊池寛賞は、郷土文学の発展を図ろうと、香川県内在住や出身者から作品を募り、今年で60回目を迎えます。
今回は50編の作品の中から、高松市の自営業、山下孝司さんの小説「還暦ラプソディ」が初めての応募で選ばれました。還暦を迎える主人公が幼なじみの死をきっかけに、人生を見つめ直すストーリーで、文章力や展開の面白さなどが評価されました。
作品は菊池寛記念館が、今年夏頃に発行予定の雑誌「文藝もず」に掲載予定です。
最終更新日:2025年2月28日 16:14