小学生が自画像制作「自由な発想力と想像力で」地元出身の画家から学ぶ
育んだのは自由な発想力と想像力。岡山県真庭市の小学生が、地元出身の画家から一風変わった自画像の制作を教わりました。
真庭市蒜山下見の八束小学校で行われた、図工の特別授業。講師は地元出身で、関西を中心に活動する、画家の栗田咲子さんです。
自画像のテーマは、自分達が思う「不思議」や「驚き」を加えることです。6年生19人が最初に取り組んだのは、自分の顔のスケッチ。このスケッチに、お菓子の箱や色紙などを切り貼りして組み合わせます。試行錯誤しながらおよそ2時間、ユニークな自画像を完成させました。
(児童は)「結構良い感じになったと思います。」「頭の上に付いているわっかで、たい焼きを焼いているのが特徴です。」
特別授業は、地元の美術館で開かれている栗田さんの個展の関連行事として、市が企画しました。
(栗田さん)「やりながら考えていって、面白い思い付きが生まれてくることが伝わればなと思いまして、何とか伝わったかなと思います。」
真庭市は今後も芸術家などを招き、子ども達の体験学習の場を増やしていきたいとしています。