高梁市に新たな複合レジャー施設完成　29日オープン　温泉施設の跡地を活用

　2012年に閉館した岡山県高梁市の温泉施設の跡地を活用した、新しい複合レジャー施設が完成し、29日のオープンを記念した式典が開かれました

　29日にオープンする複合レジャー施設「高梁グリーンパーク」。関係者110人が集まり完成を祝いました。

　施設は木製のおもちゃなどを備えた、無料で利用出来るキッズルーム。地元の食材を取り入れたメニューを提供するレストランなどが整備されました。また、木質バイオマスの発電施設も併設。一年で4300戸分の電力を売電するということです。

　この敷地は、高梁市が運営していた朝霧温泉ゆ・ら・らの跡地で、施設は2012年に経営難のために閉館しました。活用方法の検討が進められ、建物をそのまま活かし、新たに生まれ変わりました。

　高梁市はオープン後も運営会社と連携しながらイベントを打ち出すなどして、賑わい創出の拠点にしたいとしています。