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「ギャンブル依存症」に理解を 倉敷市で啓発活動

2024年5月2日 11:52
「ギャンブル依存症」に理解を 倉敷市で啓発活動

 全国に320万人の患者がいる「ギャンブル依存症」の理解を深めてもらうための啓発活動が、倉敷市で行われました。

 ギャンブル依存症の人を支援する団体の人達が、通勤通学時間帯に合わせJR倉敷駅前で、症状の特徴や向き合い方などを紹介する漫画の冊子を配りました。

 この啓発活動は、国が定めた今月14日から20日の「ギャンブル依存症問題啓発週間」に先立ち行われました。厚生労働省によりますと、ギャンブル依存症の患者は全国で、およそ320万人。アルコール依存症の患者と比べ、3倍多いとされています。

(全国ギャンブル依存症家族の会岡山 西本哲子さん)「人生終わりだ、という人もいますけど、そうじゃなくて回復出来る。正しい知識を身につけてほしいと思います。」

 岡山の支援団体は、悩みを抱える人の相談を随時、受け付けています。また今月12日、倉敷市で当事者や家族に向けたセミナーも開きます。

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