瀬戸内オーシャンズX　3年間延長　瀬戸内海のごみ問題解決めざし

　瀬戸内海のごみ問題の解決へ、香川・岡山などの瀬戸内4県と日本財団が取り組むプロジェクトについて、今年度末までだった活動の期間が3年間延長されることが決まりました。

　瀬戸内4県の知事が15日集まり、東京都内で開かれた会合で決まりました。このプロジェクト「瀬戸内オーシャンズX」では、瀬戸内海に面する4県と日本財団が協定を結び、海洋ごみを減らすための活動に取り組んでいます。

　財団によりますと、これまでの活動では、1年間あたりおよそ26トンの海洋ごみを回収。しかし、毎年発生する海洋ごみの内、およそ60トンが回収出来ていないとして、活動の期間を2027年度末まで3年間延長することを決めました。

　今後は、年間86トンの回収を目標とする他、来年夏には4県合同での大規模な清掃活動も計画しているということです。