【ヘリ墜落】一夜明けた現場は　17日に行われた国の検査では機体に異常なし　午後に国の調査官が現地入りへ　福岡

福岡県柳川市で28日、民間のヘリコプターが墜落し2人が死亡した事故で、国は29日午後、現地に調査官を派遣し、事故原因の本格的な調査を始めます。

■元木寛人アナウンサー
「事故の発生から一夜明けました。現場には今も規制線が張られています。そして、墜落したヘリコプターは現在も、ブルーシートに覆われています。」

28日午後4時すぎ、福岡県柳川市昭南町でヘリコプターが墜落し、乗員とみられる2人の死亡が確認されました。

墜落したのは「エス・ジー・シー佐賀航空」が運航するヘリコプターで、会社によりますと、男性操縦士と男性整備士の2人が乗っていました。

ヘリコプターは機体の安全性などを証明する、年に1回の国の検査を17日に受けていて、その際、異常はなかったということです。

国の運輸安全委員会は29日午後、調査官を現地に派遣し、事故原因を調査する予定です。