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世界最小 “コガタペンギン” 2羽のヒナ誕生 長崎ペンギン水族館で7月末一般公開へ《長崎》

2024年7月11日 21:04
世界最小 “コガタペンギン” 2羽のヒナ誕生 長崎ペンギン水族館で7月末一般公開へ《長崎》

長崎ペンギン水族館でかわいいヒナが誕生しました。

デビューを控える、世界最小のペンギン2羽の様子をご覧ください。

カメラに興味津々、元気いっぱいに動き回る2羽。

体長は35センチから40センチ、フンボルトペンギンのヒナと比べると、これほどの差が。

世界最小のペンギン、“コガタペンギン”のヒナです。

(桒畑笑莉奈アナウンサー)
「うわーフワフワ。あったかい」

(長崎ペンギン水族館 飼育展示課ペンギン担当 小塩 祐志さん)
「羽の種類が違って、茶色っぽい羽。もこもことした羽が綿羽と呼ばれてヒナの頃に生える。青っぽいしっかりとした羽は正羽といって大人と同じ羽」

5月にふ化した2羽。

当初は30グラムほどでしたが、飼育員の献身的な子育てですくすくと育ち、体重は約1キロに。

デビューまであと少しです。

世界最多の9種類のペンギンを飼育・展示するペンギン水族館。

(長崎ペンギン水族館 飼育展示課ペンギン担当 小塩 祐志さん)
「あれがお父さんで、奥にいるのがお母さん」

11羽いるコガタペンギンのうち9羽は、東京の水族館から譲り受けた「受精卵」をふ化させた「受精卵移動」という取り組みで繁殖しています。

今回その中の2羽がカップルとなり、初めてヒナがかえりました。

(長崎ペンギン水族館 飼育展示課ペンギン担当 小塩 祐志さん)
「まだ子どもではあるんですが、大人の羽、子どもの羽の両方見れる時期なので、ぜひたくさんリピートして見てもらえれば」

一般公開は、今月下旬を予定しているということです。