政府、大浦天主堂などを世界遺産推薦へ
再来年の世界文化遺産への登録に向け、政府は17日、長崎県の大浦天主堂など「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」をユネスコ(=国連教育科学文化機関)に推薦することを決めた。
「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」は、日本へのキリスト教伝来と普及などを示す遺産群で、現存する日本最古のキリスト教建築物である長崎県の大浦天主堂や、隠れキリシタンが信仰を守った熊本県の「天草の崎津集落」など2つの県の13資産で構成されている。
政府は今月中に暫定的な推薦書をユネスコに提出する予定で、再来年の6月に開かれる世界遺産委員会で審議される。