京アニ裁判 青葉被告が“虐待”うけた幼少期語る「父親に長時間正座をさせられ、ホウキの柄で散々たたかれ…」
36人が亡くなった京都アニメーション放火殺人事件の裁判員裁判で、7日に被告人質問が行われ、青葉被告は、父親から虐待を受けたという幼少期について語りました。
殺人などの罪に問われている青葉真司被告は、これまでに起訴内容を認めている一方、弁護側は責任能力がなかったとして無罪を主張しています。
7日から始まった被告人質問で、青葉被告は現在の身体の状況について質問されると、身ぶりを交え腕を少し上げるなどした後、ヤケドの影響で、左手の人さし指以外は指が固まって動かず、汗腺もほとんど失われたと話しました。
また、幼少期について、小学校の時に両親が離婚し、父親に引き取られた後、「長時間正座をさせられたり、ホウキの柄で散々たたかれたりした」。父親からの暴言については「日常茶飯事過ぎて覚えていない」と語りました。
被告人質問はこの日を含め6日間行われます。