インフルエンザの集団発生 90代の男女が死亡
大仙保健所管内の高齢者施設でインフルエンザの集団発生が確認され、感染した90代の男性と90代の女性の合わせて2人が死亡したことがわかりました。県はインフルエンザへの感染と死亡の因果関係は否定できないと判断しています。
県によりますとインフルエンザが集団発生した大仙保健所管内の高齢者施設から、今月19日に、利用者18人、職員4人合わせて22人が感染したと報告がありました。このうち、90代の男性が20日に、90代の女性が27日に死亡しました。県はインフルエンザへの感染と死亡の因果関係は否定できないと判断しています。施設に対してインフルエンザの状況の毎日の報告と感染予防対策の継続を求めています。県内でインフルエンザに感染した人の死亡が確認されたのは2019年1月以来です。今シーズンは例年より早く流行期に入っていて、県は手洗いなど基本的な感染対策の徹底を呼びかけています。