インフルエンザ患者急増 大館保健所管内に今季初の警報
すでに流行期入りしているインフルエンザ。県内の患者数が急増しています。最新の1週間の患者数が前の週の4.3倍に増え、特に患者数が多い大館保健所管内にインフルエンザの警報が、湯沢保健所管内に注意報が出されました。
県のまとめによりますと今月22日日曜日までの1週間の県内のインフルエンザ患者数は、調査した52の医療機関で408人と前の週の4.3倍に増えました。1医療機関あたりでは7.65人となっています。
大館保健所管内は1医療機関あたりの患者数が33.17人と増加が著しく、大きな流行の発生が疑われる1医療機関あたり30人の基準を超え、警報が出されました。
湯沢保健所管内も1医療機関あたり12人となり注意報が出されました。
インフルエンザの警報・注意報はいずれも今シーズン初めてです。
秋田市と大館保健所管内の教育・保育施設では患者が10人以上となる集団発生も確認されています。
インフルエンザは冬場に広がる傾向にありますが、今シーズンは大幅に早く流行が拡大しています。