相次いだ“ひったくり” 　男(37)を再逮捕 　被害女性は鎖骨を折る重傷　男は他のひったくり事件にも関与か　愛知県警

今年7月、名古屋市名東区の路上で、カバンをひったくろうとして、抵抗した女性に大けがをさせたとして、37歳の男が再逮捕されました。

強盗致傷の疑いで再逮捕されたのは、名古屋市千種区に住む山内和俊容疑者（37）です。

警察によりますと、山内容疑者は、今年7月、名東区よもぎ台の路上で、歩いていた女性に原付バイクで近づき、かばんをひったくろうとして転倒させ、けがをさせた疑いがもたれています。

女性は、鎖骨を折るなどの大けがをしました。

山内容疑者は、「ひったくりをしたことは間違いないが、場所までは覚えてない」などと容疑を認めているということです。

山内容疑者は、昭和区で、別の女性のかばんをひったくろうとした罪で、起訴されています。

名古屋市内では、今年7月から9月にかけて、原付バイクによる同様のひったくり事件が、未遂も含めて少なくとも27件相次いでいて、警察は、山内容疑者が他にも関わっているとみて調べを進めています。