【お仕事参観デー】夏休みの子どもたちが親の職場に行ってみた 会議にも参加したよ! 福岡
夏休み期間中に、子どもたちが親の会社で職場体験する取り組みが各企業で広まっています。
先週、福岡市博多区の西鉄本社を訪れたのは、5歳から中学生までの社員の子どもたち13人です。子どもたちはまず、特注の名刺で林田浩一社長にあいさつしました。
■男の子
「よろしくお願いします。ちょうだいします。」
■林田浩一社長
「会社ってどんなところなんだろうというのをぜひ感じてみて。お父さんお母さんが働いていて、この福岡の街は元気でいるんだよということを分かって帰ってもらうとうれしいなと思います。」
親の働く姿をきっかけに仕事を身近に感じてほしいと、西鉄では「子どもお仕事参観デー」と題した職場体験を2009年から実施しています。
自動車事業本部未来モビリティ部の会議に父親と一緒に参加していたのは、小学3年生の古屋明音さんです。
この日の議題は、地域限定で西鉄が運行する次世代のオンデマンドバス「のるーと」の認知度や利便性の向上です。明音さんはバスのPR方法について、積極的に発言していました。
■小3・古屋明音さん
「(チラシを)新聞に置いていたり、回覧板に置いていたりしたら、みんな使ってくれるんじゃない?」
■社員
「回覧板ね!お年寄りの(多い)エリアで回覧板というのは、ものすごくいいかもね。」
■古屋明音さん
「緊張したけれど、お父さんも反対せずに言ってくれたからバンバン言えた。」
■父・永吉さん
「逆に子どもの成長が見られたといいますか。それなりにしっかりした意見が出てきて、親としてもびっくりしました。」
初めて見る“働くお父さん”の姿については。
■古屋明音さん
「意見とかたくさん言っていたから、かっこよかった。」
■父・永吉さん
「ありがとう。」
■西鉄人事課・小林千花課長
「お父さん、お母さんの普段と違う姿を見て、かっこよさを知っていただけたらうれしいなと思います。」
西鉄では来年以降も取り組みを続け、社員たちの家族のきずなづくりにも貢献したいとしています。