福岡のサクラ“開花発表” 25日以降に持ち越し 24日の標本木は1輪も咲かず
24日午後の福岡管区気象台の標本木
24日午後、福岡管区気象台でソメイヨシノの観測が行われましたが1輪も咲いておらず、福岡の桜の開花発表は25日以降に持ち越しとなりました。
24日午後、福岡市中央区の福岡管区気象台では、職員がソメイヨシノの標本木の開花状況を確認しました。
■福岡管区気象台観測整備課・橋口清さん
「開花していません。午前中の開花の進み具合より午後の方がかなり開いた印象はあります。4つ白くなっているので、かなり進んでいる」
■鬼丸ゆりか記者「標本木に先がピンク色になった つぼみは複数確認できます」
5・6輪咲けばサクラの開花が発表されますが、24日午後の時点で開いた花は1輪も確認できませんでした。
気象台によりますと福岡の桜の開花の平年日は3月22日です。開花が平年より遅れている理由について気象台の担当者は、暖冬だったことと開花前になって冷え込んだことが影響しているのではないかとの見ています。