【台風10号】北九州小倉南区で降り始めからの雨量が観測史上最大に　土砂災害に厳重警戒　31日朝にかけて強風が続く見込み　福岡

30日未明、福岡に最接近した台風10号の影響で、北九州市小倉南区では降り始めからの雨量が観測史上最大を記録しました。気象台は、これまでに降った雨で土砂災害の危険性が高まっているとして厳重な警戒を呼びかけています。

台風10号は30日未明、福岡に最接近しました。午後は愛媛県松山市付近を東北東に向かってゆっくりと進んでいます。

北九州市小倉南区東谷では、28日からの降り始めからの雨量が519ミリと、観測史上最大を記録しました。

台風は福岡から次第に遠ざかっていますが、31日朝にかけて強い風が続く見込みです。

福岡管区気象台は、これまでの大雨で地盤が緩み土砂災害の危険性が高まっているとして、厳重に警戒するよう呼びかけています。