タンクローリーが横転して信号機をなぎ倒す 2人が軽傷 輸送中の軽油が漏れる 福岡
福岡県新宮町の県道で6日朝、タンクローリーが横転し、信号機の柱をなぎ倒しました。タンクで輸送中の軽油が漏れ、現場で中和剤をまいて処理しました。
■白野寛太記者
「事故があった現場です。車両の前方部分が大破してしまい、信号機は根元から折れ倒れてしまっています。」
警察や消防によりますと、6日午前7時半ごろ、福岡県新宮町立花口の寺浦交差点で、直進していた中型のタンクローリーが、右折していた大型タンクローリーをよけようとして横転しました。
中型のタンクローリーは信号機の柱に衝突して横転してタンクが破損し、輸送中の軽油が漏れました。漏れた軽油は引火しないよう、現場で中和されたということです。
この事故で、横転したタンクローリーに乗っていた60代の男性2人が病院に搬送されていて、いずれも軽傷だということです。
■近くで働く人
「ガチャーンというような音がしました。タンクローリーから油がこぼれている状況でした。」
警察は双方のドライバーから話を聞くなどして、事故の状況を調べています。