梅雨を前に彦山川の護岸復旧工事が完了 去年の大雨で川岸が崩落「同程度の雨に耐えられる想定」 福岡
彦山川で護岸復旧工事が完了
大雨のシーズンを前に復旧しました。去年の大雨で川岸が崩落した福岡県添田町の彦山川の護岸復旧工事が完了しました。
11日午前、福岡県添田町の彦山川沿いでは、遠賀川河川事務所の職員が地元の住民に対し、護岸復旧工事が完了し、去年と同じ程度の雨に耐えられる想定であることを報告しました。
去年7月、添田町では観測史上最大の雨が降り、彦山川は一時水位が上昇し、民家に隣接する護岸が70メートルにわたり崩落しました。
護岸の復旧工事はことし1月から本格的に始まり、梅雨入り前に間に合うよう、建設業者の数を増やすなどして急ピッチで進められてきました。
遠賀川河川事務所では今後も、彦山川の川底にコンクリートブロックを設置するなどして大雨への対策を進めたいとしています。