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【台風10号】偏西風で31日に東北へ接近の可能性も 知事「空振りを恐れず対応する」

2024年8月28日 18:37
【台風10号】偏西風で31日に東北へ接近の可能性も 知事「空振りを恐れず対応する」
台風10号は、進路次第で、福島県内にも近づく可能性があり、内堀知事は28日、「安全サイドに立って、空振りを恐れず対応する」と述べました。

28日午後5時推定で、非常に強い台風10号は、屋久島の西にあって北へゆっくり進んでいるとみられます。勢力を維持したまま、30日にかけて九州へ上陸する予想です。

その後は、進路を東よりに変え、西日本をゆっくり横断する可能性があります。東北に予報円がかかっているのは9月2日、月曜日ですが、偏西風の影響を受けた場合は31日土曜日の日中から夜にかけて、東北へ接近・横断する可能性があります。

この台風10号について、内堀知事は28日、県議会の各会派からの要望の中で、対応について次のように述べました。

■内堀知事
「今回の台風10号は、これまでのレベルを超えていると思っているので安全サイドに立って、空振りを恐れずにいろんな情報発信をし、早め早めにやった方がいいかなというのが私の現時点の感覚です」

県は、台風の進路を見ながら、人的被害や農作物への被害が最小限になるよう、情報発信などを行うとしています。

その台風に備えて、県が活用して欲しいと呼びかけているのが、防災アプリです。

避難情報や気象警報など、災害から命を守るために欠かせない情報が随時、通知されます。アプリストアで「福島県防災アプリ」と検索すると表示され、無料でダウンロードできます。