【装置を入れられるスペースを確保】2号機燃料デブリ取り出しに向けて堆積物除去作業が完了・福島県
福島第一原発2号機で、溶け落ちた核燃料「燃料デブリ」の取り出しの妨げとなっていた堆積物の除去について、東京電力は完了したと発表しました。
燃料デブリの取り出しは2号機から試験的に始める計画ですが、堆積物の除去が思うように進まず、これまでに3回延期されていました。
東京電力は除去作業を進め、燃料デブリを取り出すための装置などを入れられるスペースを確保できたとして、5月13日午前10時ごろに除去作業を完了したと判断しました。
東京電力は10月までに取り出しを始めることにしています。