2022年11月、当時97歳の男性が車の運転を誤り、5人を死傷させた事故で、亡くなった女性の遺族が1億3000万円あまりの損害賠償を求めて男性を訴えたことがわかりました。

この事故は、2022年11月、当時97歳の男性が福島市の市道でブレーキとアクセルを踏み間違えて車を暴走させ、歩道にいた、当時42歳の女性など合わせて5人を死傷させたものです。

事故を起こした男性は、2023年4月に過失運転致死傷の罪で禁錮3年、執行猶予5年の刑が確定しています。

今回訴えを起こしたのは、亡くなった女性の夫や子どもなど親族5人で、女性が亡くなったことによって精神的苦痛を受けたなどとして、事故を起こした男性に対し、およそ1億3300万円の損害賠償を求めています。