夏の参院選 立憲民主党が「折り合わず」元熊本県副知事の擁立見送り
元熊本県副知事の小野泰輔氏
立憲民主党熊本県連は、夏の参議院選挙で党の公認候補として立候補を打診していた元副知事の小野泰輔氏の擁立を見送ったことを明らかにしました。
■立憲民主党熊本県連・鎌田聡代表
「こちらとしては党にスタンスを置いて、野党が一丸となって推せる体制で進めたいという思いがありましたので、中々折り合いが合わず」
鎌田代表によりますと、小野氏から条件として無所属で野党統一候補としての立候補や当選後、所属会派を縛らないことなどが示されたのに対し、所属会派の明示を求めるとする立憲民主党の方針が折り合わなかったということです。
鎌田代表は小野氏以外にも立候補の打診をしているとして、4月上旬に候補者を確定したい考えです。参院選熊本選挙区には、自民党現職の馬場成志さんと参政党新人の山口誠太郎さんが立候補を表明しています。
最終更新日:2025年3月27日 11:16