昨夜の魚津市の住宅火災 焼け跡から遺体 両隣の住宅に延焼
昨夜、魚津市の中心部で発生した火事では住宅1棟が全焼し、両隣の住宅にも延焼しました。
全焼した住宅の焼け跡からは1人の遺体が見つかりました。
この家の男性と連絡が取れておらず、警察は遺体の身元などを調べています。
警察や消防によりますと、きのう午後6時前、魚津市新金屋の無職・谷山正雄さん(75)宅の1階から火が出ていると通報がありました。
現場では炎と煙が高く上がりました。
火はおよそ3時間後に消し止められましたが、2階建ての住宅1棟が全焼したほか、隣接する住宅2棟にも延焼しました。
この火事で谷山さんの住宅の焼け跡から1人の遺体が見つかりました。
谷山さんは夫婦2人暮らしで、妻は外出していて無事でしたが、谷山さんと連絡が取れておらず、警察はあす以降、司法解剖をして遺体の身元を調べることにしています。
警察と消防のきょうの実況見分の結果、谷山さんの住宅の1階の仏間が激しく燃えていて、火元とみられるということです。
県内では火事が相次いで起きていて、今月、火災で亡くなった人は4人となっています。
県は、住宅火災の注意点として、
・寝たばこは絶対にしない、させない。
・こんろを使うときは火のそばを離れない。
・コンセントはほこりを清掃し、不必要なプラグは抜く
・ストーブの近くには燃えやすいものを置かない
・給油を行うときは、必ず火を消す
ことなど呼びかけています。