7日の山口県議会一般質問で村岡知事は2月の台湾訪問中に台湾の総統や副総統に面会し、観光物産や経済分野の交流拡大にむけて働きかけを行ったと報告しました。

2月に台湾を訪問していた村岡知事は7日の議会で、台湾で頼清徳総統と蕭美琴副総統に面会したことを報告しました。

面会ではフグの早期の輸出解禁を働きかけたほか、山口県の自然災害の少なさ、豊富な工業用水など企業立地の優位性についてPRしたということです。

村岡知事は半導体分野をはじめとする企業誘致や商談会の開催、国際展示会への出展による販路拡大などを図る方針を示しました。

（村岡知事）「本県産業が持続的に成長発展していくためには、成長する海外の活力を取り込むことが極めて重要であることを改めて認識したところです。ASEANや東アジア等をターゲットとした県内企業の海外展開や、県産農林水産物等の輸出拡大。インバウンドの拡大等の取り組みをさらに強化してまいります。」

県は海外ビジネスの推進に向けて、海外市場のニーズに合った製品開発に対する支援や、企業への補助制度の創設なども行っていくとしています。