海上自衛隊岩国基地はフライト中のヘリコプターからプラスチック製の部品が落下した可能性があると発表しました。
けが人などの情報は入っていないということです。

海上自衛隊岩国基地によりますと、3月31日午後7時ごろ、岩国基地所属のヘリコプターMCH-101の点検中に船とヘリコプターを固定するチェーンの留め具の一部が破損・紛失しているのが見つかったというとこです。

部品はプラスチック製で大きさは縦3cm、横1.5cm厚さ約3cm、重さ3g以下。

ヘリは3月31日午後3時49分に岩国基地を出発、伊予灘、周防大島大橋上空を経て、午後6時47分に岩国基地に戻ったということで、その間に落下した可能性があるということです。

今のところ被害に関する情報は入っていません。

第111航空隊司令の和田和起1等海佐は「日頃から入念な点検を行うことにより未然防止に努めてまいりましたが、結果的に皆様にご心配をおかけしたことをお詫びいたします。厳格な整備・点検を実施し、同種不具合の再発防止に努めてまいります」とコメントしています。