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県内3つの町長選 さつま町、湧水町長は無投票で現職当選 南大隅町は現職と新人の三つどもえに

2025年4月8日 10:24
県内3つの町長選 さつま町、湧水町長は無投票で現職当選 南大隅町は現職と新人の三つどもえに

 任期満了に伴う南大隅町、さつま町、湧水町のあわせて3つの町長選挙が告示され、さつま町と湧水町は無投票で現職が当選しました。南大隅町は、現職と新人の計3人が立候補し、三つどもえの戦いです。

 8日、告示されたさつま町の町長選挙には現職の上野俊市さん(62)が立候補し、無投票で2期目の当選を果たしました。上野さんは、人口減少や高齢化が予想以上に進んでいることから、稼げる農林業や商工業の実現や多くの言語に対応したインバウンド対策といった観光振興などに力を入れるということです。さつま町長選挙での無投票当選は4回連続です。

 湧水町長選挙も告示され、現職の池上滝一さん(64)が立候補し、こちらも無投票で3期目の当選を決めました。池上さんも少子高齢化や人口減少が喫緊の課題とし、地場産業の育成や積極的な観光PRの推進に努めたいとしています。湧水町長選挙は前回に続いて2回連続の無投票当選です。

 一方、南大隅町長選挙には、現職と新人あわせて3人が立候補しました。届け出順に、いずれも無所属で新人で元衆院議員秘書の田中慧さん(42)。新人で元南大隅町企画観光課長の愛甲真一さん(58)。現職で2期目を目指す石畑博さん(69)です。

 南大隅町は、65歳以上の高齢者が5割を超えていて、少子高齢化や人口減少に対する政策、産業の振興をどう支援するかが問われています。

 投票は4月13日に行われ、即日開票されます。

最終更新日:2025年4月8日 10:24
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