今年も残すところ1か月。新年の始まりに用意したいカレンダーや手帳も時代に合わせ進化しているようです。トレンドを取材しました。

　鹿児島市のマルヤガーデンズにある雑貨店、ロフトには来年のカレンダーや手帳がずらり。売り場は8月ごろから展開していますが最も売れるのは12月、まさにこれからなんだそうです。今年の注目は…

（鹿児島ロフト　綾利之店長）
「今年はこの推し色カレンダーとか。推しの色がいろいろあるということで7色のくまさんカレンダー。持ち運びしやすいようにキーホルダーのチェーンやカラビナがついてたりします」
（山下香織キャスター）
「カレンダーって今持ち運ぶ時代なんですね」

　好きなアイドルやキャラクターのイメージカラーを選べるカレンダー。推しの写真を入れて飾れるものもあります。毎年人気だという貯金箱型のカレンダーにも、推し活を後押しするものが登場。

（鹿児島ロフト　綾利之店長）
「ここに推しの写真をつけてもらって」
（山下香織キャスター）
「推しのライブとかに行くためにちょっとずつ貯金？」
（鹿児島ロフト　綾利之店長）
「そうですこれでお金を貯めていただく」
（山下香織キャスター）
「それはモチベーションあがりますね」

　日毎に貯金額が設定されていて、ゲーム感覚で楽しみながら推し活資金を貯められそうです。続いては。

（鹿児島ロフト　綾利之店長）
「ダイアリーコーナーですね」
（山下香織キャスター）
「ここ見渡す限り手帳ですね」
（鹿児島ロフト　綾利之店長）
「1500種類ぐらいご用意がございます」

　スマートフォンで予定を管理する人も増える中、やるべきことをリスト化する「TODOリスト」に特化した手帳や、日々の暮らしを記録する「ライフログ」向きのものが注目されています。手帳に欠かせないはずのアレが無いものも。

（鹿児島ロフト　綾利之店長）
「例えばこれ何月何日と（日付が）入ってない。自分で必要なところだけ書き込んでいく」
（山下香織キャスター）
「自由度が高いですね、日記を書いてもいいし献立とか決めるのにも良さそう」

　ライフログ初心者にはフォーマットに沿って記入すれば記録が残せるものもお勧めです。

（鹿児島ロフト　綾利之店長）
「手帳だと未来に起こるこれからの予定を書くものとして今までは使っていたと思うが、これからはライフログなので過去に起こったことを記録として残すということで使ってみてはいかがでしょうかという提案」

　多様化するライフスタイルに合わせ進化する手帳やカレンダー。もはや日付や予定を確認するだけの物ではなくなりつつあるようです。