大分県で道路標識が倒れ児童がけが…県内の現状は 指宿市で根元から折れた標識も
道路標識やカーブミラーなど、道路の安全や円滑な交通などを確保するための施設や物を「道路附属物」と言います。大分県では2024年5月、道路附属物の道路標識が倒れて子供が顔にケガをする事故がありました。県内でも標識が折れるなどの事例があります。現状を取材しました。
(記者)
「通学路の標識が折れています。 根元から錆びて折れている」
指宿市開聞町の国道226号で見つかった倒れた道路標識。ガードレールの奥に横たわり車からは見えにくくなっています。錆びた根元から折れているのが分かります。
2024年5月、大分県では道路標識が倒れて小学1年生の女の子が顔に軽いケガをする事故がありました。
標識には速度規制と駐車禁止の2つの看板が付いていて、根元から折れるように倒れていたということです。
道路標識やカーブミラーなど、道路の安全や円滑な交通などを確保するための施設や工作物を道路附属物と言います。
老朽化の状況について東京の古河電気工業が行ったアンケートによると、メンテナンスが必要な「道路附属物」を認知している割合が沖縄県に次いで鹿児島県が2番目に多いという結果が出たということです。
また鹿児島県は全国平均より高い36.7%の人が「道路附属物がメンテナンスされていないと感じる」と答えたということです。
道路附属物の維持・管理を行っているのは各自治体や公安委員会で日常的にパトロールなどを行っているということですが、数の多さや予算などの関係で管理が行き届かないケースも多いといいます。
3日にエブリィが取材したところ…
(磯脇琢磨アナウンサー)
「通学路の標識、元は黄色だったのでしょうか。塗装がほとんど剥げています。こちらの道路標識は色が薄くなり道路側の部分が曲がっています」
ほかにもくすんで見えにくくなったカーブミラーや、全体的に錆びて文字も読めなくなった看板。板が割れて何も張られていないバス停の時刻表など、万全とは言い難いものもありました。
県や鹿児島市は異常を見つけたり報告があった場合には適宜、状況を確認し必要な補修などを行っているということです。道路や道路附属物などに関して気づいたことがあれば各自治体などに問い合わせてほしいとしています。
KYTでは道路への疑問を「ないごて!?フォーム」でお待ちしています。
(記者)
「通学路の標識が折れています。 根元から錆びて折れている」
指宿市開聞町の国道226号で見つかった倒れた道路標識。ガードレールの奥に横たわり車からは見えにくくなっています。錆びた根元から折れているのが分かります。
2024年5月、大分県では道路標識が倒れて小学1年生の女の子が顔に軽いケガをする事故がありました。
標識には速度規制と駐車禁止の2つの看板が付いていて、根元から折れるように倒れていたということです。
道路標識やカーブミラーなど、道路の安全や円滑な交通などを確保するための施設や工作物を道路附属物と言います。
老朽化の状況について東京の古河電気工業が行ったアンケートによると、メンテナンスが必要な「道路附属物」を認知している割合が沖縄県に次いで鹿児島県が2番目に多いという結果が出たということです。
また鹿児島県は全国平均より高い36.7%の人が「道路附属物がメンテナンスされていないと感じる」と答えたということです。
道路附属物の維持・管理を行っているのは各自治体や公安委員会で日常的にパトロールなどを行っているということですが、数の多さや予算などの関係で管理が行き届かないケースも多いといいます。
3日にエブリィが取材したところ…
(磯脇琢磨アナウンサー)
「通学路の標識、元は黄色だったのでしょうか。塗装がほとんど剥げています。こちらの道路標識は色が薄くなり道路側の部分が曲がっています」
ほかにもくすんで見えにくくなったカーブミラーや、全体的に錆びて文字も読めなくなった看板。板が割れて何も張られていないバス停の時刻表など、万全とは言い難いものもありました。
県や鹿児島市は異常を見つけたり報告があった場合には適宜、状況を確認し必要な補修などを行っているということです。道路や道路附属物などに関して気づいたことがあれば各自治体などに問い合わせてほしいとしています。
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最終更新日:2025年4月3日 11:18