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<"サンド・伊達さん"の呼びかけで多額のクラファン>唯一残る” 伊達家ゆかりの茶室”を報道公開(宮城・山元町)

2024年11月21日 7:00
<"サンド・伊達さん"の呼びかけで多額のクラファン>唯一残る” 伊達家ゆかりの茶室”を報道公開(宮城・山元町)

宮城・山元町に唯一残る伊達家ゆかりの茶室が一般公開されるのを前に、報道機関に20日公開された。

「大條家茶室 此君亭」は、江戸時代後期に仙台藩・伊達家から家臣の大條家に与えられ、昭和初期に山元町に移築された。

町の有形文化財に指定されているが、老朽化や地震の被害によりこれまで一般公開はされていなかった。

修復のため、町が立ち上げたクラウドファンディングには、大條家の子孫・サンドウィッチマンの伊達みきおさんの呼びかけもあり、全国から1千万円を超える支援が寄せられ、本格的な修復工事に至った。

町によると、伊達家ゆかりの茶室の多くは仙台空襲で焼失するなどし、現存するのはこの茶室だけだという。

山元町・教育委員会生涯学習課 山田隆博主査
「地域の方に、こういった貴重な茶室が残っているということを、改めて皆さんに知って頂いて、皆さんの憩いの場になるようなそんな場所になればいいなと思っています」

一般公開は、11月24日(日)から始まるという。

最終更新日:2024年11月21日 7:00