あなたの推しケーキは? 9月29日は「洋菓子の日」パティシエが選ぶ この秋おすすめケーキ《長崎》
9月29日は「洋菓子の日」です。
ショーケースに並ぶのは、見た目も涼やかですっきりした味わいから、秋の味覚をふんだんに使った濃厚なテイストのケーキへ。
季節のフルーツなどがあしらわれた季節限定のケーキも登場しています。
「洋菓子の日」は、フランスでは洋菓子の “菓子職人の守護聖人” とされるサン・ミシェル(大天使ミカエル)の祝日が9月29日であることにちなみ、2002年に三重県洋菓子協会が制定しました。
その名がついた、長崎市戸町の洋菓子店「パティスリー サン・ミシェル」。
県産の素材を多く使ったケーキや焼き菓子を取りそろえています。
(パティスリー サン・ミシェル 谷合 健輔チーフパティシェ)
「地元の美味しい食材を使い、季節に応じた生菓子や焼き菓子をこれからどんどん出していきたい」
今が旬、島原半島でとれたイチジクを惜しみなく使ったタルト。
タルト部分はクッキー生地にアーモンドクリームを塗り、しっとりと焼き上げました。
今の季節はプチプチとした食感とやさしい甘さが楽しめるイチジクですが、タルトに乗せるフルーツは、3か月ごとに変えているということです。
ミルキィな生クリームと色鮮やかなフルーツを、ブランド卵「太陽卵」を使った きめ細やかでふわっふわのスポンジ生地でロールしました。
子どもも喜ぶケーキです。
この秋 登場した新商品。
五島産の安納芋は、より甘みを強くするため一度焼き上げてからペーストに。
手間暇かけたこだわりのケーキです。
(パティスリー サン・ミシェル 谷合 健輔チーフパティシェ)
「ベイクドチーズにすると、どうしても焼き芋の焦げた香りが再現できないと思い、バスクチーズで表面を焦がすチーズケーキにした」
使用するのはイタリア産の栗。
まろやかな甘みと香ばしい香りが特徴です。
栗の風味を感じてもらおうと生クリームは甘さ控えめに仕上げています。
(パティスリー・サンミシェル 谷合 健輔チーフパティシェ)
「パティスリー・サンミシェル、おすすめ洋菓子ランキング第1位は、
紫芋のモンブランです」
五島産の有機紫芋を使った 鮮やかな色が目を引くモンブラン。
(パティスリー・サンミシェル 谷合 健輔チーフパティシェ)
「(上のペーストを) バターや牛乳をプラスして滑らかに仕上げた」
初登場の去年も好評だった 秋限定の商品です。