九州初の削り器使用「ふわふわ仕上がりの氷に果実で作るソース」フルーツ専門店のかき氷《長崎》
きょうのような暑い日に食べたくなる「かき氷」。
フルーツ専門店が、こだわりのかき氷の提供を始めました。
多良岳の天然水でつくった氷をうす~く削っていきます。
ふんわりと盛った氷にかけるのは、県産のイチゴ “ゆめのか” をぜいたくに使ったソースです。
今年3月にオープンしたフルーツ専門店「ラ・プリムール ハマツ長与店」は、厳選した新鮮なフルーツとケーキ、パフェなどが楽しめるテイクアウトの店。
今月7日に提供を始めたかき氷は、氷を削る機械に秘密が。
(ハマツ 前田 優介さん)
「長崎では初で、今までにないかき氷を生み出すことができる。全国で50台と聞いている」
新潟の建築金物メーカー「サカタ製作所」が手がけた機械を使っています。
特徴は鋭く、耐久性が高い “刃”。
九州では初めての導入で、削る人の技量に関わらずふわふわの氷を作れるそうです。
(ハマツ 前田 優介さん)
「かなり高品質で回転数を自由に変えることができる。いろんな人が製造しても、素晴らしいクオリティで仕上がるところがいい」
冷たいものが食べたくなるこれからの季節。
民間の気象会社ウェザーニューズの調査では、気温が上がるほどアイスクリームよりかき氷を食べたくなる人が増えるそうです。
(藤田智子アナウンサー)
「ふわふわな食感。繊細なくちどけでとてもおいしい。甘酸っぱいフルーツのソースと相性ばっちりで夏のスイーツ」
ソースは、県産の“ゆめのか”と、宮崎産を中心に使ったマンゴーの2種類に加え、今週には、旬のモモを使ったかき氷も登場するそうです。
(ハマツ 前田 優介さん)
「目標で言ったら1日100杯は絶対に出したい。この機械を使って自家製のソースを使ってハマツだけのかき氷が提供できれば」
HAMATSUこだわりのかき氷は、今月22日と23日、みらい長崎ココウォークのフードコートでも提供する予定です。