新たな国民運動「デコ活」知ってる?長崎独自“12の行動”で脱炭素を推進《長崎》
脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを実現しようと、国は新たな国民運動「デコ活」を進めようとしています。
“減らす”を意味するDE(デ)、“CO2”を意味するCO(コ)、そして“環境にいい”=eco(エコ)を含んだ新しい言葉です。
日本は、2050年に温室効果ガスの実質排出量をゼロとする「カーボンニュートラル」を。
また、2030年度には2013年度と比べ46%を削減すると表明していて、暮らしやライフスタイルの分野でもCO2の削減が求められています。
国は「デコ活」の頭文字から、以下のような「デコ活アクション」を呼びかけています。
・電気も省エネ断熱住宅
・こだわる楽しさエコグッズ
・感謝の心食べ残しゼロ
・つながるオフィステレワーク
県内でもこの活動を具体的に進めてもらう取り組みがスタートします。
(県民生活環境部 吉原直樹次長)
「本県においても国の動向を踏まえ、地域脱炭素化のための取り組みを一層推進していく必要がある」
官民一体で脱炭素などの取り組みを進める「ながさき環境県民会議」。
11日に開かれた「温暖化防止部会」では、脱炭素の実現に向けライフスタイルを転換する=「デコ活」の推進に向けて、長崎独自の「12の行動」を示し普及させていくことを確認しました。
12のアクションには、サステナブルなファッションを選ぶ、食品ロスをなくす、CO2の少ない交通手段を選ぶ。
また、宅配サービスは1回で受け取るなどの「エネルギー節約」などが盛り込まれています。
9月から毎月、1つのテーマを重点的にPRし、県民の具体的な行動につなげていく考えで、県民会議の委員となっている企業や団体と協力し発信するということです。